ティクナットハン老師 CompassionとInterbeing
ティクナットハン老師が亡くなられたのですね。
「ティクナットハンの般若心経」という本から、
観自在菩薩というのは、何の価値感や偏見を加えずあるがままを見て耳を傾ける人ということだと知り
生きている限り、コーチとして、人として、その姿を目指そうと決めたのでした。
Interbeingという言葉からも感銘を受けました。
「全ての存在が繋がっている」という視点。本の中で「葉っぱが地面に舞い降りても恐れがないのは既に様々な方向に自分が含まれているのを知っているから……」という言葉にまさしくInterbeingに触れた気がして本を読みながら号泣した記憶が……
老師の2009年に行われたQ&Aの動画から、個人的に琴線に触れたいくつかを抜粋
Compassionという言葉が響きます。
・怒りの感情が沸いた時、自分の怒りの感情の面倒を見て、その対象の相手に「思いやりを持ち微笑む」それは勝利です。
・どんな状態であろうと相手に思いやりを持つことは可能。マインドフルに呼吸をし、自分自身に帰郷させ「私はあなたのためにここにいます」と関わる。
・誰かの役に立つかも……思いやりの想いからの行動はしあわせ。
・苦しみに対して理解をすると、怒りも罰もなくなる。思いやりを得た私たちは幸せを感じる。